薬を飲んでいる女の2人

インフルエンザの由来

マスクして咳する女性

流行性感冒とも呼ばれるインフルエンザの由来は、1358年にイタリアの占星術師達が、冬期に流行して春には終息する流行の周期性から星の運行や寒気などの影響と考えた結果、ラテン語の『影響』を表すinfluencticoeliに因んだインフルエンザと呼ばれる様になったとされています。
世界的には、1782年のイギリスでの流行の際に疾患名として広まった様です。
流行性感冒は、紀元前の古代エジプト時代や古代ギリシア時代に流行性感冒らしき病が流行した記録も残っています。
紀元前462年に高熱と咳を伴う不思議な病が流行したと同時代のギリシアの有名な医師であるヒポクラテスの記述も残っています。
日本でも、9世紀の三代実録や11世紀初めの源氏物語の夕顔の項、増鏡に流行性感冒らしき記述も残っています。
1889年にインフルエンザ桿菌が発見されて以来、20世紀には4回の世界的大流行パンデミックを確認しています。
スペイン風邪、アジア風邪、香港風邪、ソ連風邪のどのパンデミックも、世界各地で大きな被害を出した記録があります。
現在、世界的大流行が数十年起こっていない状況下で、急激に高齢化が進んでいる日本において、インフルエンザによる死亡者の80%以上を高齢者が占めている現実は大きな問題とされ、新型流行性感冒の大流行への対策が急務とされています。
対策の一つとして期待されているのが、ザナミビル水和物とリン酸オセルタミビルと言う成分です。
ザナミビル水和物は吸引器で吸引し、吸引後にA型流行性感冒ウイルスやB型流行性感冒ウイルスが増殖する気道粘膜で働き、流行性感冒ウイルス増殖の為の遊離を阻害して症状を緩和したり、感染拡大を防ぎます。
しかし、ザナミビル水和物の有効性は、発症後2日以内に服用した場合に限られています。
リン酸オセルタミビルは、世界で初めての抗流行性感冒感染症治療薬の主成分です。

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