薬を飲んでいる女の2人
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世界規模で大流行したインフルエンザA型

男性の足を診る医者

インフルエンザのウイルスにはA型、B型、C型とよばれる大きく分けて3つのタイプがあり、そのなかでも最も流行性の高いインフルエンザウイルスがA型です。
世界規模で大流行したインフルエンザは、ほとんどこのA型ウイルスが原因となっています。
例えば、1968年にその時点での新型インフルエンザとして大流行した「香港かぜ」は、世界で死亡した人の数が50万人というたいへんな被害をもたらしています。
また、2009年の「豚インフルエンザ」は、もとは農場で飼育されていた豚から発生したものですが、世界保健機関(WHO)が「パンデミック」と表現するほどの爆発的流行を見せ、世界での死者数は1,000万人を超えたとされています。
こうしたA型インフルエンザウイルスが特徴的なのは、ウイルスの表面タンパク質の種類がひじょうに多様であるとともに、増殖する速度が圧倒的であるということが挙げられます。
成人がA型インフルエンザウイルスに感染すると、24時間~72時間の潜伏期間を置いて発症し、さむけ・悪寒、38度以上の高い熱、筋肉の痛みなどの、普通のかぜなどとは違った特徴的な症状があらわれます。
この感染から24時間後には、たとえ感染した時点で1個のウイルスであったとしても、その後に体内で増殖して100万個という途方もない個数になっています。
こうしたインフルエンザに対抗する医薬品として有名なのがザナミビルです。
ザナミビルは普通の経口の錠剤などとは違い、吸引タイプとなっており、直接気道に薬剤を届けることができます。
ザナミビルにはインフルエンザのウイルスの表面タンパク質の一種のはたらきを妨害する作用があるため、1日2回、5日間ほど吸入を続けることで、すぐれた効果を発揮します。

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